お知らせ 最新情報 Topics

11月30日(土)は都合により休診します。

風疹抗体検査について
風疹抗体の検査が無料でできるようになりました。(小樽にお住まいの方のみ)
妊娠を希望されている女性は、風疹の抗体があるかどうか公費(無料)で検査できます。ご希望の方は、健康保険証を持って受診してください。
もしご自分の母子手帳があれば一緒にお持ち下さい。またご一緒に生活しているパートナーの方も無料で検査できます。男性の方は健康保険証か運転免許証を持って女性と一緒に受診してください。

子宮頸がんワクチンを接種を御希望の方は予約を! 
2010年から開始された中学生、高校1年生までの子宮頸がんワクチンの公費による接種が再開されています。
多くの方が一度に申し込まれたことや、東北大震災、福島原発事故の影響で、供給不足になっていましたが、ようやく希望なさっている方に順次接種できるようになりました。
現在の高校2年生は9月末日までに第1回目の接種をすれば、すべて公費の助成になります。高校3年以上、成人の方は自費の接種になります。
当クリニックではなるべく希望にそいたいと思っていますが、一日に施行できる人数には限りがありますので、予約をいただいて接種しています。

完全ではありませんが、子宮頸癌を予防する一助になりますので強く接種を勧めます。

平成6年4月2日から平成7年4月1日生まれの現在、高校1年生は3月31日までが助成の有効期限です!


以前より切望されていた子宮頸がんのワクチンの公費助成接種が始まりました。札幌市では本年1月から、小樽市では2月から開始されています。(子宮頸がんのワクチンの詳しい内容についてはお知らせの『子宮頸がんワクチンができました』を見てください。)
中学1年生から高校1年生の女性が対象です。
今、高校1年生の方は4月になりますと高校2年に進級しますので公費の対象から外れます。子宮頸がんの予防には効果のあるワクチンですが、大変高価です。
どうぞチャンスを逃さずに、自分の身体、将来のためにワクチンを受けましょう。

子宮頸がんの原因がパピローマという疣のウイルス(HPV)だということは御存知ですか。このウイルスは100種類以上もあるありふれたウイルスですが、この中のいくつかが発がん性を持っていて、主に性交渉によって感染します。このウイルスの感染を抑えるワクチンができたのです。がんを予防できる時代に入ったのです。性交渉で感染するからといって特殊なことではありません。性交経験のある女性の80%は一生に一度は発がん性HPVに感染するといわれています。ただ発がん性HPVに感染しても90%以上は自然に体内から排除されるために皆が癌になるわけではありません。一部で排除されずに感染が長く続くと、細胞が異常になり前がん状態(異形成)や更に進んで癌になるといわれています。このHPVの感染をワクチンによって予防するわけです。今回認可されたワクチンは16型と18型という日本人女性の頸がんの約70%から見つかっている発がんHPVに対するワクチンです。全部の型のHPVの感染を抑えることはできませんし、HPVは一度排除されても何度でも感染するため、検診で早期発見に努めることは必要です。検診で早期発見できれば、子宮をとらなくても100%治ります。残念ながら日本女性の検診率は20%台で先進諸国内で最低です。

ワクチンの話に戻りましょう。
基本的には、sex debut(男性経験)のない10歳から15歳くらいの人に接種すると一番効果があるのですが、女性は何度でもパピローマウイルスをもらう機会があるのですから何歳でも打っても良いわけです、ただすでに変化を起こしている異常細胞があれば。その進行を遅らせたり、治したりはできません。ワクチンは初回、1ヶ月、6ヶ月後の3回接種して免疫が完成します。全部で4万5千円(当院)と高い薬なので、接種する方の年齢、子供さんの有無などを考えて接種の是非をお決めになると良いと思います。

妊婦さんの新型インフルエンザワクチン接種できます。妊婦さん以外の方の摂取も可能です。
新型インフルエンザは昨年秋の大流行から随分と下火になりましたが、今も週に何人かの発症が見られるようです。2月になってからは札幌で20代の男性が新型インフルエンザで死亡したとの報道がありました。リスクの高くなる妊婦さんはやはりワクチンの接種を勧めます。また、一般の方でも予約を入れていただければ接種が可能です。輸入ではなく国産のワクチンです。費用は3600円で一回のみの接種となります。

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